仕事が原因のケガや病気、通勤途中の事故は労働災害となります。このようなとき、治療は労災保険（労働者災害補償保険法）が適用されるので、原則、北建国保の保険証を使用することができません。労災保険の補償には療養補償や休業補償などがあり、仕事を原因とするケガや病気などのときに給付を受けることができる補償制度です。労働災害のときは労災保険からの給付が優先されますので、たとえ大きなケガや病気ではなくても労災保険の適用を受けましょう。
また、やむを得ず保険証を使用して医療機関にかかるときは必ず北建国保に届出をして ください。

交通事故など、第三者の加害行為によるケガなどの治療費用は、本来、加害者が負担すべきものです。ただし、加害者がすぐに損害賠償に応じてくれなかった場合などは、北建国保に届け出をすることで、いったん北建国保の保険給付を受けることができます。これは、一時的な医療費の立て替えをするものです。保険証を使用する場合は、必ず北建国保に連絡して下さい。届出に必要な書類はダウンロードできます。
なお、届出や連絡のない場合は、国民健康保険法の規定により、不利益を受けることもありますので留意してください。

届け出に必要なもの

第三者行為による被害届、交通事故発生状況報告書、念書、誓約書、交通事故証明書など

北建国保では、レセプトなどに記載されている傷病が、仕事中や交通事故などの第三者行為によるものなのかを確認しています。もし、それらが疑われる傷病がある場合に、負傷原因届の提出をお願いしています。これは、その原因が仕事中なら労災保険、交通事故なら自賠責保険等を使って治療することになっているためです。負傷原因届の提出依頼があったときは、負傷の原因などをできるだけ詳しく記入し、速やかに提出してください。